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規制されていない暗号デリバティブ取引所が規制された代替品を支配する

3月のCrypto Compareの「Exchange Overview」によると、規制のないビットコインデリバティブ取引の取引量は急増しており、規制された取引所の取引量をはるかに上回り続けています。Crypto Compareによると、OKExbitFlyerの2つの取引所は、 3月の1日あたりのデリバティブ取引量の平均を、それぞれ15億ドルと11.4億ドルとしています。また、古いデリバティブは1日平均6億4,500万ドルの量となっていました。

CBOEのBTC先物終了からCMEの躍進

機関投資家向けのフィアット取引を提供するCMEの取引量は7,050万ドル、これは規制された取引所としてはもっとも高い取引量となっています。CryptoGlobeの報じたところによると、CMEの主要競合企業であるCBOEは、ニーズの低さを理由に自社のBTC先物取引を終了したとしています。これによって、CMEの取引量は一時的に増加したものの、今月は1月の低水準にまで戻っています。

しかし、平均的な取引量の低さにも関わらず、CMEは過去最高のBTC先物取引高を記録しており、4,200ドルのレジスタンスラインを突破した後の4月4日には、5億5000万ドル相当のビットコインが取引されていました。

規制されていないことの優位性

新規顧客が暗号通貨取引へ参入する際は、規制されていない取引所の方が容易です。これは、規制されていない取引所が注目を集めている理由の1つにもなっています。

CryptoGlobeが行った最近のインタビューでは、BitMEXのCEOであるArthur Hayes氏が、「ビットコインを入金さえすれば、新規顧客は10分で利用できるようになる」と述べています。また、BitMEXでの取引にKYCやAMLといったチェックは必要なく、メールアドレスだけ持っていれば、誰でも利用することができます。

一方で、OKExは基本的なKYCやAML(アンチマネーロンダリング)チェックをした後に、ようやく証拠金取引をすることができます。BitMEXのように厳格なKYCやAMLを必要としない取引所は、主にセーシェルマルタに拠点を構えています。そして、様々な手続きを簡素化することで、利用を促す狙いがあると考えられます。

しかし、CryptoGlobeが2019年の初めに報じたように、BitMEXとOKExを含むデリバティブを扱う取引所は、規制に基づき米国市民を中心にプラットフォーム上での取引が禁止されています。

ブロックチェーン技術が根付いていくとともに、様々な規制も整えられてきています。これからデリバティブ取引所がどのように規制と折り合いをつけつつ成長していくのか注目です。

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