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米SEC、リップル社が嫌がらせをしていると非難。内部文書へのアクセス制限を要求。

訴訟により対立しているSEC(米国証券取引委員会)とリップル社ですが、SECはリップル社が過去の無関係なSEC文書を掘り起こして裁判の論点をずらす「嫌がらせ行為をしている」と非難、アクセス制限を判事に要求しています。

SEC「訴訟の焦点をずらそうと画策している」

SEC(米国証券取引委員会)によるとリップル社は、XRPが証券であるかどうかの判断とは関係のないSEC内部文書にアクセスし、コメントやアクションを取り上げる行為が裁判の論点をずらしているとして、Sarah Netburn判事にアクセスを制限するよう申し立てました。

同判事は4月6日、証券性はないとするイーサリアム(ETH)ビットコイン(BTC)およびXRPにまつわるやり取りや会話を記録したSEC文書へのアクセスをリップル社に対し、許可していました。

SECが公開したレターによればリップル社のこのような行為が、無期限の証拠開示紛争と文書審査に持ち込もうとしていると述べ、次のように非難しています。

「被告は実際には関連する証拠を求めているのではありません。SECに嫌がらせをし、訴訟の焦点をメリットから逸らし、SECを書類審査で泥沼化させようとしています」

リップル社いまだ有利の状況か?

リップル社は判事によりSECの内部文書へのアクセスを認められただけでなく、SECが要求していた幹部であるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏とChris Larsen(クリス・ラーセン)氏の財務記録の提出も「行き過ぎた行為である」として棄却されました。

この決定がリップル社が優勢であると判断したためか、投資家のXRP購入により価格が4月4日の安値0.58ドル(約62.53円)から、4月14日には3年ぶりの高値となる1.96ドル(約211円)を記録、240%の上昇となりました。

その後40%ほどの調整となりましたが、今回のSECによる告発が発表されるとさらに下落が加速、XRPの供給分布図では1,000,000~10,000,000XRPを持つアドレス数が0.33%減少しました。また4つの大型クジラが離脱したことも見て取れます。

リップル社の米国以外での活動は至って順調ですが、今後SECが有利と判断されれば再び数百万ドルの売り圧力が見込まれるため、ホルダーは今後の訴訟の進展に注視していきたいところと言えるでしょう。