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リップル共同創業者ジェド・マケーレブ氏、1億3500万XRPを現金化へ。

クリス・ラーセン氏と共にRipple Labsを設立、初代CTOを務めたジェド・マケーレブ氏が、この数週間で推定1億3500万XRPを売却し、現金化していたことが明らかになりました。

ジェド氏、さらなるXRP売却へ

XRPScanのデータによれば、ジェド・マケーレブ氏は2月20日以降の数週間で自身の「tacostand」アカウントから1億3,580万のリップル(XRP)を6回に分け移動し、売却していることが分かりました。

19,510,514.4600XRPを5回、残り1回は38,345,406.530000XRPに分け市場で売却、金額は1XRPのレートがおおよそ0.42ドル(約45円)の合計57,952,569ドル(62億円)にも及んでいます。

また暗号資産(仮想通貨)市場を分析しているホエール・アラートのブログによればマケーレブ氏は2014~2019年の間、10億5000万XRPを売却していると報告しており、執筆時点でマケーレブ氏のウォレットには約3050万XRPが残っていることになります。

マケーレブ氏のXRP売却経緯

2013年に設立されたRipple Labsの創業チームだったマケーレブ氏は、2014年にステラ・ルーメン(XLM)の開発に取り組むべく同社を離れる際、XRPにリブランドされる以前のOpenCoinの開発と設立に携わった報酬として80億XRPを受け取っていました。

受け取ったXRPは定期的に売却していくことを当時、XRPの投資家フォーラムである「XRP Talk」を通じて明らかにして以降、Give DirectlyやLiteracy Bridgeなどの慈善団体に一部寄付していました。

マケーレブ氏の今回の売却は昨年末のSEC(米証券取引委員会)からの訴訟により暴落したXRPの価格が、市場の好調により回復したタイミングで起きています。

昨年、XRPの価格は0.7ドル(約75円)台を推移していましたが、訴訟により0.2ドル(約21円)まで下落、執筆時点では0.447ドル(約47円)で取引されています。一方でマケーレブ氏の大量売却はビットスタンプで行われており、XRP価格への影響があったかも判断がつきにくいものとなっています。

また訴訟自体も物議を醸しています。TechCrunchの創始者で2017年にデジタル資産運用会社Arrington XRP Capitalを設立したマイケル・アーリントン氏は、証券かどうかを判断するハウイテストが時代遅れであると主張し、訴訟に疑問を呈しています。

暗号資産取引所Upholdは、SECの目標は消費者を保護することであると指摘し「XRPを本質的に無価値とし、個人投資家に何十億ドルもの損失を与える判決」がその目標に合致するとは考えにくいとリップル社を擁護しました。