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XRPトランザクションの98%が空であるとの研究論文、シュワルツCTOは認めるも優位性を主張。

米コーネル大学が発表したリップル(XRP)のトランザクションのうち98%が価値がゼロであるとの研究論文に対し、リップル社のデビット・シュワルツCTOはXRP Ledgerが手ごろな手数料と多くの容量を持っている証拠だと反論しました。

コーネル大学の研究論文に反論

3月にコーネル大学のWebサイト上で発表された調査では、XRP Ledgerのトランザクションのうち98%が無価値でたった2%のみ価値の移転が認められたとの結果を報告しています。

また観測期間中のXRP Ledgerの処理能力はゼロ値に近いトランザクションで満ちており、取引量とトークン値の両方が非常に操作しやすいと警鐘を鳴らしていました。

リップル社のCTOであるデビット・シュワルツ氏はツイッター上で、この報告を「信じる。」と述べたうえで「トランザクションは非常に高速かつ安価で、元帳には非常に多くの容量を持っており、ゼロ値に近いトランザクションを送信しないインセンティブはほとんどない。」と主張しました。

対処はできるが犠牲を伴う

シュワルツ氏によれば98%の空の取引のうちほとんどがオーダーのポジションを巡って争うBOTであり悪意はないものとし、対策を講じれば日常的なXRPトレーダーにとって深刻な代償をもたらすと反論しています。

スパムトランザクションの中にはその癖を修正する事で対処可能としたものの、そのほとんどがXRP Ledgerが非常に安く利用できるためとしたうえで「価格を引き上げればスパムは阻止できても貴重な取引も阻止することにもなる。」と説明しました。

「検閲を可能な限り困難にするためにゼロから設計された分権化された公共システムは、高価な取引でない限り常にこのような問題を抱えます。それほど害のない問題を解決するために何を諦めるつもりですか?」

今回、発表されたコーネル大学の論文を紹介したメディアDecryptoによればXRPは支払い済みのトランザクションを部分的に表示でき、他のブロックチェーンと比較してユニークだとしています。

そのため受け取った額の2つのパラメーターが存在し、取引時が誤ったパラメーターを使用した場合、送金した額よりはるかに多くのXRPが反映される可能性があると注意を促しています。

またコーネル大学はイオス(EOS)に対しても95%のトランザクションが現在無価値のエアドロップによって引き起こされたもので、テゾス(XTZ)に至ってはコンセンサスを維持するため、スループノットの82%が使用されたとの調査結果を報告しています。