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「XRPはユースケースを見つける前に作成された」リップル社CTOのシュワルツ氏が誕生秘話を明かす。

リップル社のCTOを務めるDavid Schwartz(デビット・シュワルツ)氏は、ポッドキャストの番組内にて仮想通貨リップル(XRP)の誕生秘話について話しています。そのなかでどのように使用されるのか決定する前にXRPが作成されたと明かしました。

XRP誕生前夜

7月23日、ポッドキャストのModernCTOの番組にリップル社のCTO(最高技術責任者)であるDavid Schwartz(デビット・シュワルツ)氏が出演し、仮想通貨XRPがどのように誕生したか答えています。

XRPは現在では一般的に主に銀行や企業などの素早い送金を実現し、従来の国際送金にかかっていたコストを大幅に削減するとされています。

しかしシュワルツ氏によれば、XRPが作成された当初は特に使用目的が決まっていなかったと当時を振り返っています。

またオープンプロトコルであるXRP ledgerのアイディアも、中央管理者不在のままP2P取引が行えるProof of Work(プルーフ・オブ・ワーク/PoW)からだと説明しています。

XRPを発行するのに携わったシュワルツ氏らチームの理論によると、ビットコイン(BTC)を素晴らしいものにしたのはPoWでもマイニングでもなく、すべてのデータと取引ルールが公開されていたことだと主張しました。

そこでPoWを「分散合意アルゴリズム」に置き換えたと明かしています。

「何にどんなメリットがあるのか?」

シュワルツ氏はXRPのシステムが構築された後、次のステップとして「それがどのように使われるかを見極めることになった」として、次のように説明しました。

「このシステムは何のために良いのか?その利点は何か?新たな発明は時には何の利点も生み出さない場合もあります。もしあなたが新素材を発明したとしても、それはとても重く、とても高価で、あまり丈夫ではない場合もあります。」

通常はユースケースから始めるものの、シュワルツ氏は当初それを見つけることができなかったと明かしたうえで、最終的に銀行システムに多くの問題があることを考慮した結果、XRPを国際決済に使用することを決定したと述べました。

「国際送金とメールの送信を比較すると、その違いを長いリストにまとめることができます。これを解決するのが私たちが着手した方向性でした。」

シュワルツ氏は着手した際、国際送金のような特別な分野はあまりにもひどくXRPのシステムがたとえ完ぺきではなかったとしても、まだ改善できるだろうとの考えに至りました。

シュワルツ氏の自信は今も崩れてはいません。またXRPは先日、長い下降トレンドを脱したとも指摘されており、その間に多くの企業や機関と提携していました。そのためこれからの上昇に期待がかかっています。